小児皮膚科について
小児皮膚科では、お子さんの皮膚に生じた様々なトラブルを解決するため、必要な治療・ケアを行います。乳幼児期の皮膚は、大人と比較して薄くて繊細であり、皮膚のバリア機能も安定していません。皮脂の分泌量も不安定なので、角質の内側の水分が蒸発しやすく、細菌や有害物質が皮膚の奥にまで侵入し、皮膚トラブルが起こりやすいのです。そのため、しっかりとスキンケア(皮膚を清潔に保ち、皮膚のうるおいを保つ保湿)を行い、皮膚バリアを整えることが大切です。
お早めにご相談を
小さなお子さんは体調の変化をうまく言葉で伝えられないことが多いため、おうちの方がお肌の様子を観察し、何らかの違和感を覚えたら小児皮膚科を受診してください。
このような症状の方はご相談を
- お尻の皮膚がただれている
- 全身に小さな赤い発疹や水ぶくれが出来た
- 皮膚にほくろ、あざがある
- お口の中に発疹があり、痛そうにしている
- 皮膚がじくじくしている
- 全身に発疹があり、熱もある
- 手のひらや足の裏に小さな水ぶくれが出来た
- 皮膚を痒そうに掻いている
- 虫に刺された部位が腫れ上がっている
- 特定の食べ物を食べた後で発疹が出てきた
小児期の主な皮膚疾患
- オムツかぶれ
- アトピー性皮膚炎
- いぼ
- 水いぼ
- 乳児湿疹
- カンジダ皮膚炎
- 虫刺され
- かぶれ
- あせも
- とびひ
- 手足口病
- リンゴ病
など
